2009年10月1日木曜日
2009年10月1日木曜日
新たに見つかったネガ約30本のスキャンも済み,iPhoto(8, iLife ’09)とPicasa (3.5 Beta)と使い比べてみました.比較が目的ではなかったのですが,撮影時間を設定したり,新機能である顔認識と撮影地情報の試しているうちに違いがわかってきました.
まず,それぞれ新バージョンで採用された顔認識は,Picasaのほうが断然良いです.子供なんかは成長してどんどん顔が変わっていきますが,同じ人物でも似ている顔(同じ歳とか)で類型化して,近い写真を見つけ出すようです.
対するiPhotoは,そういう工夫はないみたいで,とんでもない別人を見つけ出したり,あとは多量の写真についてユーザーに選別を任せるなど,まだまだ改善の余地があります.
ただ,顔を顔として認識でない取りこぼしはPicasa, iPhoto双方ともかなりあります.これは,放置するか手でやるかになりますが,さすがに写真が一万枚もあると,途方もない作業になります.今後の顔そのものの認識度アップに期待するしかないです.
もう一つの新機能である撮影地情報の割り付けも,Picasaのほうが断然楽です.これはユーザーインターフェースの問題で,iPhotoもユーザーからのフィートバックで改善されていくと思います.
それから,今日的な使い方である,インターネットによるアルバムの公開(あるいは友人・知人への限定的な公開)機能も,Picasaのほうが,iPhoto+Flickrに比べて,はるかに使いやすいです.特にPicasaでは,Web上で注釈や撮影地情報を新規に書き込んだり修正すると,PCのアルバムの側にその修正が反映されるのが何とも賢くできています.
iPhotoの機能の上での唯一のアドバンテージは,撮影日時の修正機能です.これも,写真の順番を入れ替えると時間も調整してくれるまで進歩してくれると,もっと使いやすくなると思います.
また,写真をイベントで分けるというiPhotoのコンセプトが,OSのファイルシステムのフォルダーで分けるというPicasaのオーソドックスなコンセプトに対して,最初はどうかと思いましたが,使い慣れてくると便利です.
総合していえば,敢えてお金を払ってiPhotoをupgradeせずに,Picasaに乗り換えてしまうのも十分ありと思います.